2019/12/1 – ロボトミーへの道(5)

3時ころか、寝ている頭を動かすと、奴らはあわてていたようだ。
そのままじっとしていると、「絶対、誰にもしゃべっちゃだめだよ」と何回か繰り返す声。
私に施した処置を外部に漏らさないよう念を入れているように聞こえた。
その必死さに、かなりヤバいことなんだろうと思い、わが身が心配になる。。
左側頭部の奥のほうで鈍い痛みを感じる。
ここのところ、危険な雰囲気が続いていた。
ロボトミーという言葉にこだわる必要はないが、脳にダメージを与える処置なのは確かなようだ。
ここ2、3日は風邪で体調が悪いので、身体の不調の原因がつかみにくい。
それでも、最近やたらに物忘れが多いのは確かだ。
風邪に加え、寝不足のせいもあるが、時折フト意識が薄れたり、飛んだりすることが多くなった。
ロボトミーの処置をするとはいっても、医学的知識などとてもあるようには思えない。
脳内の適当な場所を傷つけて、それをロボトミーと呼んでいるのかもしれない。
記憶、思考、それに人格まで変えてしまうのかもしれない。
ロボトミーというのは本来、前頭葉の切除だが、今は正規には行われていない。
人格を変えるような非人間的な手術だからだろう。
遠くからの電波では、そんな正確な処置は無理だろう。
せいぜいその周辺を傷つけ、破壊するのだろう。
だから余計怖いのかもしれない。
いずれにしろ、身の毛のよだつ犯罪である。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。